戦評
平成23年度関西学生春季リーグ第2戦 対関学大
春季リーグ第2戦、相手はライバル関学である。初戦を何とか勝利したものの内容はミスが多く、課題の残るものであった。練習でいかに課題を修正できたかが焦点となる。初戦を快勝し波に乗る相手に対し、いつも言っていることだが「気持ち」で負けないことが最重要課題となる試合であった。
立ち上がり関大は四回生中嶋がミドルシュートを決めて先制するも、関学も譲らず序盤は一進一退となる。そこから関大は三回生金田、長谷(兄)らセンターディフェンスの強い当たりから関学のミスを誘発し、それを速攻につなげる。四回生GK森も再三の好守をみせ、一気に関大ペースとなる。18対10と8点のリードで前半を折り返す。
ハーフタイムでは8点のリードなどないものと思い、前半同様ディフェンスで耐え、関大の持ち味である速攻へとつなげることを確認しあい、後半へと臨む。
後半に入ると関学はディフェンスシステムを1:2:3へと変更し、高い位置から関大ボールを奪取しようとする。しかし関大は四回生センター平木、ポスト佐伯を中心とした攻撃で得点を重ねる。ミスが続いた場面では主将田月が個人技で得点するなどで流れを関学に渡さない。交代で入った二回生川崎、一回生長谷(弟)もしっかりと自分の役割を果たす。そのままタイムアップとなり、33対22と11点差をつけての勝利となった。
今日は本当にナイスゲームだった。シュートミスなどで流れが変わるかという場面は何度かあったが、その都度コート上の全員で声を掛け合い、全員で仲間のミスを取り戻そうとしていた。その姿に試合に出ていない者も呼応し、部員全員で戦うという姿勢が如実に現れていた。その姿勢が勝利という結果につながっていたことは言うまでもない。これからもこの姿勢を忘れず、精進してほしい。
ただ、後半もっと差をあけることのできた場面でシュートミスをおかした場面はいただけない。今日の試合ではそれを全員で取り戻すことができたが、そのことが命取りとなる試合もあろう。反省し、練習にしっかりと取り組み、レベルアップせねばならないだろう。よりいっそうの努力を求めたい。
今日の試合はコート上のプレーヤーだけでなく、まさに部員全員でつかみ取った勝利と言ってよいだろう。部員全員が納得のできる勝利だったと思う。これからもどのような相手だろうと常に今日のような姿勢で試合に臨んでもらいたい。そのことがプレーヤーとして、チームとして、そして1人の人間としての成長につながっていくのである。今日の勝利に浮かれることなく、しっかりと練習に取り組み、もっともっといい内容の試合ができるようチーム全員で頑張っていきたい。
(男子部監督 中川昌幸)


