戦評
平成23年度関西学生春季リーグ第4戦 対京産大
春季リーグ第4戦、相手は京都産業大学である。京産大には昨秋、惜敗しており、今回はそのリベンジを果たさねばならない。また、今季はここまで何とか3連勝しており、そのいい流れをつなげるためにもこれまでの3戦同様に「気持ち」の入ったいいゲームをすることが最大のテーマとなる試合である。
開始直後、関大は四回生中嶋、田月らで得点し、流れに乗る。守っても四回生GK森を中心とするディフェンスが機能し、そこからの速攻で四回生湯川らで加点し、リードを広げる。しかし、そこからシュートミスが相次ぎ、相手に速攻からの得点を許してしまう。中盤以降は取ったり取られたりの展開となり、前半を19対13と6点リードで折り返すも流れをつかみきったとは言い難い内容である。
ハーフタイム、ひとつひとつのプレーを丁寧に正確にやること、そしてミスの後の戻りをしっかりとすることを確認し合って後半に臨む。
後半に入るとディフェンスが非常に効果的に機能する。そこからの速攻で四回生平木、三回生金田らで得点し、10点以上の点差をつける。このままの流れで行きたいところであったが、中盤以降、速攻の際のパスミスやオーバーステップなどが目立ち始める。そしてそのミスから集中力を欠き、失点するという悪い流れに陥る。終盤、立ち直り、なんとか37対24と13点差での勝利となった。
今日の反省は前後半ともに自らのミスから悪い流れを生み出してしまい、そこから失点してしまったことだろう。特に前半のシュートミスがいただけない。何点リードしようとも常に気持ちのこもったプレーをしなければならない。反省してほしい。
またそれ以上に反省してほしいことは、それらのミスから自分の気持ちを切り替えることができず、その後のプレーに少なからず影響させてしまったことだろう。人間である以上、判定や自分のプレーに納得がいかないことはあるだろう。しかし、それを自ら制御してこそ値打ちがあるのである。特に部員が30名を超す現在、試合に出場することのできない者が多く存在する。ユニフォームを着て試合に出る者は彼らの思いを背負って試合をしているのである。そのことを常に胸に刻んでプレーせねばならない。それがプレーヤーの義務である。猛省し、成長してほしい。
ただ、このように反省点が多いながらも13点もの差をつけて勝利することができたのは少しずつではあるが力がついたからと見ることもできよう。反省点を練習にフィードバックすることでさらなる上昇へとつなげていきたい。
次戦はいよいよ大阪体育大学と全勝で対決する。体大は言わずと知れた強豪である。関大はチャレンジャー精神で戦うことはもちろんである。しかし一方、気持ちでは絶対に負けないという決意で臨まねばならない。どんな展開になろうとも部員全員で戦いたい。そのためにもいま一度チームでそのことを確認し合い、試合へと臨みたい。何があってもチーム一丸で、部員全員で戦う、そのことを忘れず、気持ちを前面に出して戦いたい。
(男子部監督 中川昌幸)


