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戦評

平成24年度関西学生春季リーグ第2戦 対同志社大学

春季リーグ第2戦、対同志社大学。前節、下級生主体のチーム編成の最大の懸念であった「経験不足」を露呈し、関学に痛恨の1点差負けを喫してしまった。その試合を糧にどれくらいチームとしてまとまり、成長しているかが問われる一戦であった。

立ち上がり関大は主将與田のシュートが決まり先制する。それに二回生竹安、橋本も続き、試合の主導権を握る。しかし、中盤から戻りの甘さから相手の連続速攻を許し、試合は一進一退の攻防となる。結局、18対17とわずか1点のリードでハーフタイムを迎える。

ハーフタイム、戻りの甘さからの失点を抑えること、そして何としても勝利するということを全員で再確認して後半へと臨む。

後半に入っても一進一退の攻防は続く。中盤からは関大が1点リードから2点リードへとすべき攻撃をすべてものにできず、逆に同志社に同点とされる場面が何度も繰り返される。しかし、二回生白井翔らの活躍で追いつかれるもリードされることはなく、終盤へと向かう。1点リードで迎えた残り20秒、三回生白井大が喉から手が出るほど欲しかった2点リードとなる30点目をゲット。その後の同志社の攻撃で1点を返されるも30対29で何とか勝利することができた。

この試合の勝因は下級生の活躍が大きい。初戦の経験が生き、前半から思い切りのよいプレーを見せてくれた。まだまだ未熟な点は多々あるもののこのまま精進して、関大の未来を担ってほしい。切にそう願う。

しかし、手放しで喜べないのも事実である。特に前半、戻りの甘さをつかれ、速攻での失点を重ねたことは深く反省せねばならない。これは練習中から口酸っぱく言っていることであるが、まだまだできていないということである。引き続き注意し、徹底せねばならない。

また切望するのは四回生の奮起である。下級生の奮闘はもちろん喜ばしい。しかしそれは軸となる四回生の頑張りがあってこそ輝くのではないだろうか。最終的には四回生の頑張り、そしてその気持ちがチームを左右するということを彼らは過去3年間、嫌というほど見てきたはずである。今度は自分たちが見られる立場なのである。そのことを自覚し、チームを引っ張っていってほしい。

今日の試合で学生たちは勝つことはこんなにも大変なんだということがわかっただろう。若いチームにとってこの経験は大きい。チーム全員で経験を積み重ね、少しずつ成長していきたい。

(男子部監督 中川昌幸)