戦評
平成24年度関西学生春季リーグ第3戦 対立命館大学
春季リーグ第3戦、対立命館大学。前節の同志社大学戦はなんとか勝利したもののミスが多く物足りない内容であった。 それを受けてのこの試合では、ゲーム内容の底上げ、そして四回生がチームを引っ張っていくんだという強い意志を明示することが求められる一戦であった。
立ち上がり関大は四回生與田、二回生橋本らで得点し、ペースを握る。守っても二回生GK田中が好守を連発、そこからの速攻で二回生白井らで加点し、関大ペースが続く。前半は終始流れに乗った関大が16対7と大きくリードして終了する。
後半に入っても関大は三回生白井、そしてこの日デビュー戦となった一回生山本輝らで加点し、流れを譲らない。しかし、中盤、簡単なシュートミス、パスミスなどから崩れ、立命ペースとなる。だが、三回生西岡の速攻、二回生竹安のミドルシュートなどで突き放し、最終的には34対25で関大の勝利となった。
勝利したものの反省点の多い試合であった。特に後半、完全に関大ペースでありながらミスを連発し、流れを相手にみすみす渡した場面は猛省せねばなるまい。下級生が多いチーム構成でもあり、いったん流れを失うとなかなか元に戻れない。ミスをおかさないための技術力だけでなく、精神力、特に人間としての強さが問われている。下級生でも試合に出ている以上はチームの勝敗の責任を取らねばならない。そのことを肝に銘じて精進してほしい。
今日の試合では前半と後半(それも途中まではよく、途中から崩れる)でチームが別人のようになってしまった。これは経験不足のため集中力が続かない、体力に欠ける等、様々な要因があろう。しかし、最大の要因は心の弱さであろう。「絶対勝つんだ!」という気持ちをもっともっと前面に出してほしい。そしてチームとして今以上にまとまり、戦っていかねばならない。それこそが学生スポーツの、そしてわが部の目指すべき方向性である。そのことをふまえ、しっかりとした準備をして、次戦へと臨みたい。
(男子部監督 中川昌幸)


