戦評
平成24年度関西学生春季リーグ第5戦 対大阪体育大学
春季リーグ第5戦、対大阪体育大学。西日本の雄たる強豪である。今季も攻撃力、守備力ともに関西では群を抜いている。その強豪相手に関大がどれだけ食らいつき、粘れるかが焦点となる試合である。
立ち上がり体大の圧力の前に連続失点を許すが、関大は三回生白井大のミドルシュートで得点し、体大に流れを渡さない。そこからは体大が決めれば関大が追いつくという一進一退の攻防となる。特に二回生竹安は体大の高い壁の上から何度もロングシュートを突き刺し、関大に流れを引き寄せる。二回生GK田中も好守を見せ、20分過ぎまでは互角の展開となる。しかし、そこから攻撃でミスを連発し、体大の速攻を浴びてしまう。これが痛く、前半を14対20と6点ビハインドで折り返すこととなる。
後半に入っても体大は攻撃でたたみかけてくる。関大も二回生長谷亮のカットイン、二回生橋本のポストプレーなどで返すも体大はペースを譲らない。最終的に27対37と10点差をつけられての敗戦となった。
今日の試合は体大の強さをまざまざと見せつけられた。どのポジションも強く、自信にみなぎっていた。これは彼らの元々の能力から来るものだけではなく、その努力の裏づけがあってこそであろう。関大が彼らに追いつき、追い越すためには彼ら以上の努力が必要なのである。そのことを学生は理解せねばならない。そしてその努力を実践してほしい。
一方、この試合での大きな収穫は下級生主体のチームで、前半20分過ぎまでではあるが、競り合い、時にはリードを奪う試合展開ができたことだろう。今日のように力が発揮できれば強豪とも渡り合える。まだまだ技術、体力ともに課題はあるものの、このチームの未来に光明が差し込んだようである。ならば、どうすれば常に力を発揮できるのだろうか。それは先にも述べたが、練習の裏づけしかないだろう。歯を食いしばって練習し、やり抜くことから来る自信、これしかない。学生にはいま以上の努力を求めたい。そしてそれをやり抜いたならば、自分たち望む未来となる。それを信じて実践し、より成長してほしい。
(男子部監督 中川昌幸)


